お金にも働いてもらう、という選択

< あなたの投資の常識、変えませんか?>

 皆様は『投資』についてどのようなイメージをお持ちですか?
「投資=ギャンブル」と思われてはいませんか?
実は、投資をギャンブルにしないコツがあります。

 そのコツを、これから紹介します。

宮川集の写真

<値動きに一喜一憂せず、気長に続ける。>

 リーマンショックが起きる直前の2008年1月に日本株全体に投資する投資信託を 72万円分まとめ買いし2013年12月まで保有し続けると、画像のような動きになります。クリックまたはタップで画像を拡大してご覧ください。
 (注 類似ファンドの基準価額を基に、当事務所が推計。 将来の投資結果を保証するものではありません。)

 リーマンショックは100年に1度の経済危機と言われましたが、6年間辛抱すれば、最初の損を取り戻せたことが分ります。
 駄目だと思ったら諦めて他に乗り換えるのではなく、5年、10年は辛抱して続けてみることが、投資でも大事なのです。

<まとめ買いは避ける。>

毎月1万円ずつ買った時のグラフ

 次に、まとめ買いを避けて、毎月始めに1万円ずつ6年間 総額72万円を買い続けると、オレンジのグラフの動きになります。クリックまたはタップで画像を拡大してご覧ください。

 (注 類似ファンドの基準価額を基に、当事務所が推計。 将来の投資結果を保証するものではありません。)

 なぜ、まとめ買いした場合に比べて随分と増えているのでしょうか?
 定額で1万円ずつ買うことに秘密があります。一定額ずつ買っていけば、高い値段では少ししか買えませんが、安い値段なら沢山買えます。それを続けていけば、「いくらで買った?」「安く買えた。」となり、結果として 増えやすく損をしにくくなります。

<値下りしている時こそ買う。>

値下がりしているときに買えば安く買えることになる
特に注意してもらいたいのは、値下がりしている時こそ買う、です。
 値上がりしている時はどんどん買うのに、値下がりし始めた途端に買わなくなる人がいますが、上手な方法ではありません。
 なぜならこんな買い方をすると、高く買ってしまうことになり、損を挽回しにくくなるからです。

<好き嫌いをなくし、値動きのブレを抑える。>

分散して投資した場合のグラフ
 ところで、今までご覧になった二つのグラフは日本株だけに投資した場合でした。そこで好き嫌いなく色々買った場合と比べてみたのがこのグラフです。クリックまたはタップで画像を拡大してご覧ください。
(注 類似ファンドの基準価額を基に、当事務所が推計。 将来の投資結果を保証するものではありません。)
 赤いグラフは、日本株2割・先進諸外国株式4割・日本債券1割・先進諸外国債券3割に分散して、毎月1万円ずつ購入した場合です。
 気付いてもらいたいのは、オレンジに比べて上下のブレが少なくなっていることです。実はブレすぎると長く続けるほど増えにくくなってしまうのです。
 色々なものに適切なバランスで投資して、どれかが駄目でも他でカバーしながらお互いの値動きを打ち消し合わせてブレを少なくしてください。食べ物の好き嫌いをなくした方が、元気で長生き出来る可能性が高くなるのと同じです。

<コツを守れない理由>

 以上のコツを守れば投資は強い味方になってくれるのですが、なかなか守ることが出来ません。なぜなら、「これから何が起こるのだろう?大切なお金が減ってしまうかも・・・。」といった不安や心配が邪魔をするからです。

 ですから値下がりしていると怖くて買えず、損するとやめてしまい、 身近に感じる投資対象ばかりを買ってしまうことになるのです。「オリンピックが開催されるから日本株」は、まさにその典型です。

投資に対する不安が結局は損につながるイメージ

<投資にも伴走者が必要です。>

 「自分一人で投資をする」ことは、「誰もいない道路で、一人でフルマラソンを走る」くらいに孤独で不安なことなのです。 孤独や不安から抜け出すために、投資のペースメーカーとして、「確かなプロ」のアドバイスを活用することが効果的です。

 皆様の良き相談相手として当事務所のサービスをご利用くださいますよう、宜しくお願い申し上げます。