綿の帝国 グローバル資本主義はいかに生まれたか
世界中を巻き込んで発展してきた綿業界の、現在に至るまでの5000年の歩みを描いた大作です。著者のハーバード大学教授のスヴェン・ベッカート氏は、毎年コロンビア大学が外交、南北アメリカ史をテーマとした優れた書籍の著者2名に授 […]
世界中を巻き込んで発展してきた綿業界の、現在に至るまでの5000年の歩みを描いた大作です。著者のハーバード大学教授のスヴェン・ベッカート氏は、毎年コロンビア大学が外交、南北アメリカ史をテーマとした優れた書籍の著者2名に授 […]
本書はリーマンショックとそれに続く欧州債務危機を軸に、トランプ大統領出現までを描いた、グローバル経済史であり政治史です。 世界がいかに米ドルに依存しているか、その米ドルの短期資金繰りが行き詰りそうになったとき何が起こった […]
「豊富で安価な石炭の存在と高賃金経済」がイギリス産業革命を引き起こした主因というのが本書の結論ですが、それ以外にも様々な要因が絡み合ってイギリス経済が発展し産業革命に至ったことを見事に分析しています。 興味深かったのが、 […]
15世紀頃から20世紀までの世界経済史上の出来事を描いた本です。とは言っても堅苦しい本ではありません。緻密で深い研究に裏付けられているからこそ、まるで目の前で起こったことを見てきたかのように、「運を味方にしたコロンブス」 […]
「西洋の技術と知識、社会制度が未開の諸国にもたらされたお陰で、今の世界経済の繁栄とグローバル化が実現した。」という通説を否定しているのが本書です。 遅くとも1500年頃には世界規模の分業と交易を備えたグローバル経済が存在 […]