書籍批評

バフェットとソロス 勝利の投資学

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論語に「過ちては則ち改むるに憚ること勿れ。」とあるそうですが、投資スタイルの全く異なる偉大な投資家の二人に共通するのは、まさにこれだと思いました。 この本はそれ以外も含めて、投資において二人に共通する23の習慣を解説して […]

金融危機の行動経済学

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「代表性」と呼ばれる心理メカニズムにより、人々が良いニュースや悪いニュースに過剰に反応してしまい、バブルが生成され崩壊する様子を数式モデル化しているのが本書です。以前このレビューで取り上げた「市場サイクルを極める」が、著 […]

誤解だらけのアセットアロケーション

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実務家なら資産配分を検討する際に疑問に感じることや判断に迷うことが、多々あると思います。そういうことに丁寧に答えてくれているのが本書です。 例えば、「長期投資でリスク低減とよく言われているけど、投資している最中は思いっき […]

世界史のなかの産業革命~資源・人的資本・グローバル経済

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「豊富で安価な石炭の存在と高賃金経済」がイギリス産業革命を引き起こした主因というのが本書の結論ですが、それ以外にも様々な要因が絡み合ってイギリス経済が発展し産業革命に至ったことを見事に分析しています。 興味深かったのが、 […]

グローバル経済の誕生 貿易が作り変えたこの世界

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15世紀頃から20世紀までの世界経済史上の出来事を描いた本です。とは言っても堅苦しい本ではありません。緻密で深い研究に裏付けられているからこそ、まるで目の前で起こったことを見てきたかのように、「運を味方にしたコロンブス」 […]

リオリエント

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「西洋の技術と知識、社会制度が未開の諸国にもたらされたお陰で、今の世界経済の繁栄とグローバル化が実現した。」という通説を否定しているのが本書です。 遅くとも1500年頃には世界規模の分業と交易を備えたグローバル経済が存在 […]

Aggregate Investment and Investor Sentiment

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今回は、前回紹介した「マクロ実証会計研究」の巻末に記載されていた参考文献の中からの紹介です。 スタンフォード大学経営大学院のCharles M.C.Lee教授(会計学)とミネソタ大学カールソン経営大学院のSalman A […]

マクロ実証会計研究

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「色んな会社の利益(会計情報)をまとめてみて、ある業界や特定の国、はたまた世界全体の経済予測や株価の傾向・特徴などを知るために利用してみたら一体何が判るのか?」という研究の、日本の第一人者のお二人が書かれた本です。 平易 […]

市場サイクルを極める

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経済や投資理論、企業価値評価などを一通り理解していて、継続して市場平均並みのリターンを獲得出来ている人が、更にレベルアップをしたい場合に役立つ本です。アクティブに値下がりの可能性を抑えつつ市場平均を上回るためのポイントを […]

Longer-Run Economic Consequences of Pandemics

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今回は最近(2020年6月)発表された論文の紹介です。 カリフォルニア大学デービス校経済学部  Oscar Jorda教授(サンフランシスコ連銀シニア政策アドバイザー)、 Sanjay R. Singh准教授、 Alan […]